NOTTVの未来

以前、「モバHO!」というサービスがあったのをご存知でしょうか?
モバHO! - Wikipedia

詳しくはwikipediaに譲りますが、モバイル有料放送という点で共通しており、
NOTTVからモバHO!を連想するという人もいるようです。
NOTTVにモバHO!の匂いを感じる人たち - Togetter


「日本では有料放送というものに抵抗がある」とよく言われますが、
スカパーやWOWOWの状況を鑑みると、そんなことはないと思われます。
ただ、現代に生きる我々の趣味嗜好が多様化し、
コンテンツに払うことができるお金や時間のリソースも多様化したということです。
本当に自分の興味がある分野・大好きなコンテンツであるならば、
多少高くともお金を出したい人は出します。
ニッチな箇所をつけるかどうかが、おそらくNOTTVの今後を決めることになるでしょう。

今、地上波デジタル放送であってもtwitter連携が標準となりつつあります。
最近バラエティー番組を見なくなったという方もいらっしゃるかもしれませんが、
メールやtwitterで情報を募集していたりすることも多くなりました。
また、若い人にとっては、動画サイトがテレビの代わりという人もいると聞きます。
動画サイトには生放送のものもあり、
NOTTVが謳う「インタラクティブ連携」もすでに実現されています。

NOTTVが従来のテレビの枠組みから本当の意味で超え、
CS放送や地上波放送のリメイクだけではない番組が出てきたとき、
そこで初めて成功への道が出てくるものと私は思います。
奇しくも今年は国際的なスポーツの祭典があります。
「○○(競技名)といえばNOTTV!」のようなキャッチフレーズができてくれば、
自ずと未来が見えてくることでしょう。

人が求めているのは、何を使っているかではありません。
何が得られるか、です。
新しいユーザー体験が欲しいのです。