【実はケータイって大したことないんじゃない?】

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「実はケータイって大したことないんじゃない?」ドコモの大規模障害で見えてきた消費者の潜在的批判意識|スマートフォンの理想と現実|ダイヤモンド・オンライン

クロサカ様のこのシリーズは、いつも大変楽しく読ませて頂いています。
今回は、素人ブログらしく、この
【実はケータイって大したことないんじゃない?】
について、私なりの意見でも書こうかと思います。

数年前は、ケータイの新機種が出る度に
「次機種は○○という新機能がつきます」というのがキャッチフレーズのように用いられ、
我々消費者も「どんなサービスなんだろう?」「どんな新しい体験ができるんだろう?」
というワクワク感がありました。

しかし、スマートフォンに軸が移り始めた一昨年くらいから、
このワクワク感がどうも薄らいできている感覚があります。
私にとっては、スマートフォンでも今のガラケーでもワクワク感がありますが、
それがどうも一般に伝わりきっていない。
ケータイが身近なものになればなるほど、逆に愛着が薄らぎ
「モノを利用すること」にシフトしてきている感じがします。

それは、私の個人的な感覚かもしれません。
しかし、通信障害で一般ユーザーがあまり問題としないというのは、
あきらめもありますが、むしろ普通のこととして受け入れているということでしょう。
(もちろん、だからといって通信障害が許されるというわけではありませんが)

端末やサービスで個性やファッション性を出すのは、そろそろ終わりなのかもしれません。
替わって個性やファッション性を表すのが、アプリやケースのような気がします。
通信業界は新しい「ユーザーエクスペリエンス」を見つけて提供しない限り、
この【実はケータイって大したことないんじゃない?】というのは
どんどんリアルに広がっていくものと思います。
先日書いたMVNOが急速に普及している昨今、新しい道を示さないと、
キャリアはますますただの土管屋になって行くのではないでしょうか。